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全国介護保険・高齢者保健福祉担当者会議
資料・報告
2015年12月25日
厚生労働省老健局主催の「全国介護保険・高齢者保健福祉担当者会議」が
12月22日(火)に全国社会福祉協議会・灘尾ホールで開催されました。
安倍内閣の推進する「一億総活躍社会実現に向けて緊急に実施すべき対策」の
「介護離職ゼロ」(第3の矢)の分野において、
今後の対策や平成27年度補正予算(案)の内容等につき、
全国都道府県の担当者に指示や方向性をしめしています。
対策の方向性として、大きく以下の4つが挙げられています。
(1)在宅・施設サービス等の整備の充実・加速化
(2)介護サービスを支える介護人材の確保
(3)介護サービスを活用するための家族の柔軟な働き方の確保
(4)働く家族等に対する相談・支援の充実
このうち、介護サービス事業者として直接的に関わってくるのは、
「在宅・施設サービス等の整備の充実・加速化」と
「介護サービスを支える介護人材の確保」になろうかと思います。
●在宅・施設サービス等の整備の充実・加速化
平成27年度補正予算(案)では、都市部を中心とした
在宅・施設サービス等の整備の加速化、規制緩和を進めるとしており、
具体的には以下を行うとしています。
・介護離職防止及び特養待機者の解消を図るため、2020年代初頭までに、
約10万人分増の在宅・施設サービスを自治体が前倒し、
上乗せ整備するよう支援するとともに、
約2万人分増のサービス付き高齢者向け住宅の整備を実施。
・用地確保が困難な地域における施設整備への支援の拡充
(定期借地権の一時金の支援拡充、合築や空き家の活用)
・都市部における特養の建物所有要件や合築の際の設備の共用等の規制緩和 等
「定期巡回・随時対応サービス」も整備等の対象になっており、
今後の普及が進むことが期待されます。
●介護サービスを支える介護人材の確保
上記の対策では、大きく以下の2つの方向性がしめされています。
(A)整備前倒しに伴い介護人材を追加確保
(B)介護者の負担軽減に資する生産性向上
(A)においては、以下の対策を行うとしています。
・離職した介護・看護職員等の再就職支援(再就職準備金貸付 等)
・介護職を目指す学生の増加・定着支援(修学資金貸付 等)
・介護を通じた中高年齢者等の社会参加促進
・ハローワークにおけるマッチング機能の強化
・雇用管理改善による離職防止・定着促進、優良事業所コンテスト・表彰
・社会福祉法等改正法案の早期成立の実現 等
(B)においては、以下の対策を行うとしています。
・介護ロボットの効果的な活用方法の検討・開発や導入支援、
介護保険対象の福祉用具の新規導入の更なる迅速化等
・業務上の書類の削減やICTを活用したペーパーレス化による文書量の半減
弊社の企画・販売する「スマケア」は、定期巡回・随時対応サービスをはじめとした
訪問介護事業所の業務負担の軽減・業務効率の向上を目的にしたシステムであり、
すでに導入いただている事業者様では、「ICTを活用したペーパーレス化」に寄与しております。
今後も、国の政策に沿い、事業者様の業務効率に貢献するシステムを提供してまいります。
定期巡回サービス及び「スマケア」についてご興味がございましたら
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ホームネット株式会社
電話 03-6861-5695(平日9:00 ― 18:00)
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