
【介護事業所向け】高齢者の熱中症対策を万全に!業務効率化で「見守り」を強化
外国人介護人材の受け入れが広がる中、彼らの定着は多くの介護事業所にとって重要な課題となっています。
『公益社団法人 全国老人福祉施設協議会』が実施した「令和6年度 外国人介護人材定着度調査」報告書によると、外国人介護人材が離職する理由や、職場に何を求めているのかが明らかになりました。
本記事では、この調査結果から見えてきた定着のポイントと、「スマケア」がどのようにサポートできるかを解説します。
【参考資料】
令和6年度 外国人介護人材定着度調査 報告書
https://www.roushikyo.or.jp/?p=we-page-menu-1-3&category=19326&key=19362&type=contents&subkey=588768
【調査の目的】
外国人介護人材の定着状況や離職状況を把握し、その要因を明らかにするとともに、調査結果を施設や事業所に提供することで、介護人材の定着支援や離職防止に向けた施策の充実を図ることを目的に実施
【アンケート調査の概要】
調査対象地区:全国
調査方法:WEBアンケート
調査時期:令和7年1月9日~2月14日まで
送付先件数 ※実態アンケート調査で外国人を受け入れていると回答した施設 |
824施設 |
回答件数 | 192施設 |
回答率 | 23.3% |
外国人介護人材受入れ人数 | 1,177人 |
1施設受け入れ平均 | 6.1人 |
調査によると、外国人介護人材が今の職場を「良い」と感じる理由で最も多かったのは、「職場内のコミュニケーションが良好である」(66.5%) でした。
これは「給料が良い」(39.8%)を大きく上回っており、金銭的な待遇よりも、人間関係や働きやすさを重視していることが分かります。
具体的には、以下の項目が高い満足度を得ています。
悩みや不満の相談体制が整っている(55.7%)
自分の希望に合わせてシフトを組んでくれる(52.5%)
有給休暇が取得しやすい(52.2%)
(参考資料:令和6年度外国人介護人材定着度調査報告書)
2.離職の理由と転職の実態
過去5年間の主な離職理由としては、
「他の職種(介護関係以外)へ転職」(52.1%)が最も多く、次いで「賃金への不満」(36.3%)となっています。
(参考資料:令和6年度外国人介護人材定着度調査報告書)
また、「他の施設へ転職」(22.3%)も多く、特に東京都、神奈川県、愛知県といった都市部へ移るケースが目立つ結果となりました 。
多くの施設が、外国人介護人材の定着を促すためにさまざまな支援を行っています。
調査で特に多く見られたのは、以下のような取り組みです。
生活相談・支援(82.8%)
住宅補助(74.5%)
インターネット環境の整備(70.8%)
(参考資料:令和6年度外国人介護人材定着度調査報告書)
今回の調査結果から、外国人介護人材の定着には、賃金だけでなく、職場環境の充実が非常に重要であることが分かります。
外国人介護人材が求める「働きやすい環境」を整えるには、業務効率化が有効な手段の一つです。
例えば、「スマケア」は、介護記録の多言語化に対応しており、日本語が苦手な外国人スタッフでも正確に記録業務を行うことが可能です。
これにより、報告や連絡、相談がスムーズになり、職員間のコミュニケーション不足を防ぎます。
外国人介護人材の定着を促進するためには、彼らが求める「働きやすい環境」を整えることが不可欠です。
「スマケア」は、外国人介護人材向けのセミナーアーカイブページや多言語対応資料をご用意しています。
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