みなさま、こんにちは。スマケアパートナーデスクです。
寒さが本格化してきましたね。
さて、昨日11月26日、厚生労働省にて「第42回社会保障審議会介護給付費分科会 介護事業経営調査委員会」が開催され、最新の「令和7年度介護事業経営概況調査」の結果(案)が公表されました。
(参考:第42回社会保障審議会介護給付費分科会介護事業経営調査委員会資料)
今回は、この最新資料から読み解ける「現場のリアル」と、私たち事業所が今すぐ打つべき対策について、要点を絞ってお伝えします。
この記事の要点●最新調査で、全サービスの約4割以上の事業所が「赤字」傾向にあることが判明。
●「同一建物」への提供が多い事業所は高収益な事例あり。ただし制度厳格化やコスト増のリスクも。
●定期巡回ならではの「時間の柔軟性」と「ICTによる可視化」で、時間を最大限に有効活用すること(タイムパフォーマンスの向上)が経営の生命線。
●結論:スマケアで現場を「見える化」し、最適なタイムマネジメントと加算算定で強い経営体質を作ろう。
【目次】1.背景:二極化する介護経営2.徹底解説:調査結果から見える「定期巡回・訪問介護」のリアル3.スマケアでの対応ポイント:今すぐできる3つのアクションまとめ:スマケアを使い倒して、成果を出してください!
本記事の関連資料はこちら!

1.背景:二極化する介護経営
今回の調査で浮き彫りになったのは、物価高騰や人件費増の影響を受け、「利益を出せている事業所」と「赤字に苦しむ事業所」の二極化がさらに進んでいる現実です。
「普通に運営していれば黒字になる」時代は終わり、経営戦略の差が数字に現れやすくなっています。
2.徹底解説:調査結果から見える「定期巡回・訪問介護」のリアル
公表資料から、特に訪問系サービスの皆様に知っていただきたいポイントは以下の3点です。①「同一建物」は高収益?データが示すリスクとヒント定期巡回サービスにおいて、同一建物居住者へのサービス提供割合が高い(報酬単価が低い)事業所群が、逆に平均20%を超える高い収益率を記録する傾向が見られました。
一見「集合住宅は儲かる」と見えますが、これには2つの大きなリスクが潜んでいます。
1つは、国から「まだ利益を削れる」と判断され、
将来的にさらなる減算や要件の厳格化が入るリスク。もう1つは、昨今の建築資材や改修コストの高騰、光熱費などの
ランニングコストの増加です。
これらが収益を圧迫し始めると、建物依存型のモデルも安泰とは言えません。
一方で、学ぶべきヒントもあります。それは「
時間の効率化」
が利益に直結するという事実です。
建物内移動のように、通常の在宅訪問でも時間を最適化し、サービス提供などの「
価値を生む時間」を最大化することが、
経営を黒字化させる最大の鍵となります。
②人材紹介コストの増加訪問介護では、給与費の約1割が「派遣・紹介手数料」に消えているというデータも示されました。
高い紹介料を払い続ける経営体質にならないよう、「
今いる職員が辞めない職場づくり」が急務です。
③ICTは「可視化」による効率化へ定期巡回の現場ではスマケア等の導入が進んでいますが、勝負はここからです。
「システムを入れている」だけでなく、「
データを活用して、最適な動き方ができているか」。
この運用の差が、そのまま利益の差(赤字か黒字か)になって現れます。
3.スマケアでの対応ポイント:今すぐできる3つのアクション
今回の厳しい調査結果を乗り越えるために、ぜひスマケアを頼ってください。
① 「可視化」で実現する時間の最大効率化定期巡回サービスの最大の強みは、訪問介護と違い「時間の融通が利きやすい」点にあります。
この特徴を活かし、スタッフの時間を最も有効に使えるスケジュールを組むことが収益向上の鍵です。
スマケアなら、「
誰が・どこで・何をしているか」を
リアルタイムで可視化できます。
サービス内容や所要時間を考慮しながら、管理者がより効率的で無理のないシフト・ルートをデザインするための判断材料として、スマケアのデータをフル活用してください。
② 加算算定の準備(特定事業所・総合マネジメント) 収益安定には「
加算」が不可欠です。
特に「
特定事業所加算」や「
総合マネジメント体制強化加算」はハードルが高く見えますが、スマケアにはこれらを
サポートする機能(指示・報告の記録や連携実績作り)が備わっています。
「うちは無理」と諦めず、まずは要件を確認しましょう。
③ 採用コストをかけない「定着支援」 高い紹介料を払う前に、
今のスタッフが働きやすい環境を整えましょう。
ICTによる直行直帰の支援や記録負担の軽減は、職員満足度を高める最強の対策です。
「
働きやすい」という評判が、採用コストゼロの人材確保に繋がります。
まとめ:スマケアを使い倒して、成果を出してください!
今回の調査結果は、「効率化」と「高付加価値化(加算)」に取り組む事業所だけが生き残る現実を突きつけています。
スマケアは単なる記録ツールではありません。皆様の経営を良くするためのパートナーです。
「
機能は知っているけど使えていない」「
もっと時間を有効活用したい」という場合は、遠慮なく私たちにご相談ください。
一緒に強い事業所を作っていきましょう!
★ICT化・業務改善のご相談はスマケアパートナーデスクまで
「特定事業所加算を取りたい」「総合マネジメント加算について知りたい」「もっと効率化したい」など、成果が出るまで徹底的にサポートします!
お問い合わせ:03-6630-7485(平日9:00~18:00)
定期巡回・随時対応サービスや「スマケア」についてまとめた資料をご用意しました。
ぜひ、下記よりダウンロードしてご覧ください。

ICT活用や「スマケア」の詳細にご興味のある方、定期巡回の開設でお悩みの方は、ぜひ以下お問い合わせフォームより無料でご相談ください。

ご興味のある方は、お電話、またはお問い合わせフォームよりご連絡をお待ちしております。
メルマガ登録
定期巡回に係わる様々なトピックスやお役立ち情報をメルマガにて配信しております。ご興味のある方はぜひ以下ページよりご登録ください!
お問い合わせ
ご不明な点がございましたらスマケアサポートデスクまでご連絡ください!TEL:03-6630-7485 (平日 9:00〜18:00)