
【開催レポート】定期巡回の「リアル」と「未来の標準」を創る――スマケアユーザー会 特別企画
スマケアでは、スタッフが利用者様のご自宅を訪問するたびに、NFC機能(おサイフケータイ機能)搭載のスマホに「利用者専用のICラベル」をかざして訪問記録の開始(ログイン)を行います。
この一日に何度も繰り返す操作をよりスムーズにするため、スマケアから新たに「マルチログインオプション(二次元コード+位置情報でのサービス開始/終了機能)」がリリースされました。
この新機能の開発にあたり、販売前から多大なご協力をいただいたのが、千葉県八街(やちまた)市の「生活クラブ」様です。
当初、開発側が想定していた「端末コストの削減」という狙い以上に、現場での試行錯誤を通じて見えてきたのは、「現場の多様な状況にフィットする柔軟性」と、「システムへの信頼感」という、もっと本質的な価値でした。
管理者・大川様、現場を支える鈴木様、渡辺様に、その歩みを詳しく伺いました。
◆法人概要
法人名: 社会福祉法人 生活クラブ
事業所名:生活クラブ風の村定期巡回ステーション八街
ご担当者: 大川様(管理者)
事業内容: 生活クラブ風の村 特養ホーム八街
生活クラブ風の村 デイサービスセンター八街
生活クラブ風の村 介護ステーション八街
生活クラブ風の村 定期巡回ステーション八街
HP:https://kazenomura.jp/
写真:生活クラブ風の村の職員の皆様
ーーー今回は新機能を先駆けてご利用いただき、本当にありがとうございました。
まずは管理者の大川様、この機能に注目された目的を教えていただけますか?
(大川様)
一番の目的は、オペレーションの簡略化とコスト管理の適正化です。
既存のICラベルは、社内のルールで購入のたびに承認が必要になるなど、事務的な制約がありました。
また、利用者様が急に入院された際など、ラベルの回収が間に合わず再利用できなくなることも運営上の負担になっていたんです。
二次元コードなら、必要になった時にいつでも事業所で出力できるため、管理上のステップを大幅に効率化できると考えました。
(鈴木様)
現場の視点でも、ラベルが回収できないと探す手間がかかっていました。
二次元コードという「予備のログイン手段」が確立されたことで、ラベルが手元にない期間の不安がなくなったのは大きいですね。
万が一紛失しても、自社ですぐに再発行できるのは非常に魅力的です。
ーーー私たち開発側では、二次元コードによって「安価なスマホへの切り替え」といったコストダウンも期待していましたが、そのあたりはいかがでしたか?
(大川様)
実務的には、私たちの事業所ではもともとスマケアで検証済みのスマホを購入して使用していたので、スマホ自体に大きな変化はありませんでした。
また、セキュリティを最優先し、スタッフの個人携帯の使用を一貫して制限しているという事情もあります。
それでも導入する価値を強く感じたのは、「今の運用ルールを崩さずに、現場の利便性が向上したから」なんです。
◆ 操作性や業務効率はどう変わった?
ーーー実際に活用してみて、スタッフの皆さんの反応や業務のスピード感に変化はありましたか?
(渡辺様)
これまでのICラベルは、冷蔵庫などの貼る場所によって磁気の影響を受けるのか、読み込みにくいことがありました。
その点、二次元コードはカメラでパッと読み取れるので、確実性が高いと感じています。
(鈴木様)
カメラを起動して「読み込む」という行為が、視覚的にとても分かりやすいのがいいですね。
ラベルだと「スマホのどこあたりをかざせばいいか」と迷うスタッフもいましたが、二次元コードなら操作に迷いません。
それに、読み込みのスピードも圧倒的に早くなりました。
(大川様)
現在、職員30名のうち20名ほどが活用していますが、新しい職員にも教えたらすぐに浸透するはずです。
最近は二次元コードに利用者様の名前も併記されるようになったので、今後はもっと使い道が広がりそうですね。
ーーー例えば、どのような活用イメージをお持ちですか?
(大川様)
まだアイデアの段階ですが、例えば集合住宅などで利用者様の車いすに貼っておいたりすれば、いちいち居室に戻らなくても、サービスを行ったその場でパッと記録がとれるようになりそうですよね。
ーーーそれは面白い視点ですね!
まさに訪問現場の「時間の効率化」に直結する、非常に実用的な活用法だと思います。
本日はお忙しい中ご対応いただき、誠にありがとうござい
マルチログインオプションの真の価値は、単なるコスト削減だけではありません。
ICラベルの確実さを活かしつつ、急な環境変化や現場ごとの課題に「柔軟」に対応できる選択肢を増やすことにあります。
生活クラブの皆様からいただいたリアルな実感こそが、この機能を実用的な「道具」へと磨き上げました。
現場の運用ルールを大切にしながら、利便性を追求して生まれたこの機能は、これからの定期巡回現場を支える強い味方になるはずです。
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