師走に入り、朝夕の冷え込みも本格的になってまいりました。
皆様いかがお過ごしでしょうか。スマケアパートナーデスクです。
今回のブログでは、東京商工リサーチより発表された最新の「訪問介護事業者の倒産動向」をもとに、現場が直面している現実と、今すぐ取るべき対策について解説します。
本日の要点
✓2025年1-11月の訪問介護倒産は85件。3年連続で過去最多を更新。
✓倒産の8割以上が「従業員10名未満」の小規模事業所。
✓全産業平均の半分に留まる「賃上げ率」が、深刻な人手不足に拍車。
【目次】1.背景:止まらない倒産増加、その背景にある「悪循環」2.現場への影響と課題3.スマケアとしての対応ポイントまとめ
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1.背景:止まらない倒産増加、その背景にある「悪循環」
東京商工リサーチの調査によると、2025年1月から11月の「訪問介護事業者」の倒産は85件に達しました。
これは2023年(67件)、2024年(81件)を上回り、
3年連続で年間最多記録を更新するという非常事態です。
特に深刻なのは、倒産した事業者の約87%が「従業員10人未満」の小規模事業所である点です。
背景には、以下の要因が絡み合う「
負の連鎖」があります。
①運営コストの高騰(ガソリン代、光熱費、介護用品の値上がり)②実質的な報酬ダウン(マイナス改定の影響)③賃上げ競争での敗北(全産業の賃上げ率5.25%に対し、介護は2.58%)他産業との賃金格差が広がったことでヘルパーが流出し、人手不足で依頼を受けられず、売上が下がり、さらに人が雇えなくなる……という悪循環に多くの事業所が苦しんでいます。
2.現場への影響と課題
この状況下で、現場経営においては以下の課題が浮き彫りになっています。
●「現状維持」が最大のリスクに従来のやり方のままでは、コスト増と人手不足の波に飲み込まれてしまいます。
小規模だからこそ、機動力を活かした変革が必要です。
●IT投資へのジレンマ調査では「人手不足に喘ぐ事業者には、IT投資の負担が重い」とも指摘されています。
しかし、人手がいないからこそ、ICTで時間を生まなければ、採用活動や利用者ケアに充てる時間は永遠に作れません。
3.スマケアとしての対応ポイント
「
コストをかけずに、いかに効率化し、収益を上げるか」
この難題に対する
スマケアの視点は以下の通りです。
●事務作業の徹底削減少ない人数で回すためには、サービス提供責任者が事務作業に忙殺されていてはいけません。
記録・請求・連絡業務をスマホ一台で完結させ、
本来の業務に集中できる環境を作ります。
●定期巡回という選択肢訪問介護単体での経営が厳しさを増す中、包括報酬である「
定期巡回」へ機能転換・併設を行うことで、
安定した収益基盤と
効率的な職員配置を実現する事例が増えています。
まとめ
3年連続の最多更新というデータは、訪問介護事業所にとって非常に重い現実です。
しかし、早期に構造改革を行い、地域で生き残り続けている事業所様も確実に存在します。
まずは自事業所の収支構造を直視し、
ICT活用によって「
削れるコスト」と「
生み出せる時間」がないかをご確認ください。
また、すでに
スマケアをご利用のユーザー様はもちろん、「
これからICT導入や定期巡回への参入を検討したい」という事業所様も、決して一人で悩まないでください。
「本当に業務が楽になるのか?」
「自社の規模で採算が合うのか?」
「新しいことを始める余裕なんてないのではないか?」
そんな不安を解消するため、導入前の収支シミュレーションから運用の定着まで、私たちがチームの一員として伴走し、最適な解決策を一緒に考えます。
パートナーデスクまで、いつでもお気軽にご相談ください。
定期巡回・随時対応サービス業務支援システム「スマケア」は、厳しい経営環境下でも生産性を最大化し、現場の負担を大幅に軽減します。
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