サービス開始・終了時刻、訪問時のご利用者様の様子がリアルタイムに把握できるので、サービス提供状況を管理する上でも、スムーズなサービス提供をする上でも助かっています。

神奈川県小田原市

社会福祉法人 小田原福祉会様

http://junseien.jp/

事業所名
潤生園ホームヘルプサービス
所在地
神奈川県小田原市蓮正寺997番地の1
事業開始
2013年4月

導入決定前の課題 ~予定通り訪問しているかの管理が煩雑に~

訪問介護、夜間対応型介護、定期巡回・随時対応型訪問介護看護の3事業で200名を超えるご利用者様に対し、訪問件数は1日150件前後にもなるため、予定通り訪問できているかは、報告を受けて初めてわかるという状態でした。

導入の効果(1) ~訪問状況をリアルタイムで共有する~

ご利用者様宅に設置したICラベルにスマートフォンをかざすことで、サービスの開始・終了をリアルタイムに事業所で確認できるようになりました。そのため、予定の終了時刻を過ぎてもサービスが終了していない場合等には、管理者から担当職員に連絡をして事情を把握できる体制が整っています。また、特に定期巡回の場合には、1日に複数回の訪問をし、利用者の状況に応じた柔軟なサービス提供が求められますが、訪問した際のご利用者様の様子もリアルタイムで次に訪問をする職員に共有されるため、スムーズなサービス提供が可能になっています。

導入の効果(2) ~記録の整理・保管・集計に~

スマケア導入前のサービス実施記録は、用紙に記入をしたものを事業所に持参してご利用者様ごとのファイルに時系列に整理をして保管していました。ところが、職員によってサービス実施記録を事業所に持参するタイミングが異なるため、時系列に整理してファイルに綴じる作業に時間が掛かっていました。スマケア導入後は、ご利用者様宅での記録と同時にサーバー上に時系列で整理された状態でサービス実施記録が保存されるため、記録を整理する手間も、保管するスペースを確保する必要も無くなりました。また、毎月の訪問件数をサービス実施記録の用紙を1枚1枚数えてカウントしていましたが、この作業も必要無くなっています。

スマケアを導入していなかったら ~訪問忘れが起こるリスク~

1日150件前後の訪問件数になるため、万が一、訪問の遅れや忘れが起きた場合に、それに管理者が気付くまでにタイムラグが発生してしまうリスクがありました。最悪の場合、ご利用者様からのクレームがあって初めて気付くということが起きていたかもしれません。

スマケアに慣れるまでに3週間 ~導入後にアンケートを実施~

導入後3ヶ月ほど経ってから、職員に対してスマケアについてのアンケートを実施しました。その結果、サービス実施記録用紙に記入する従来の方法に戻したいという職員は僅か3%でした。職員の平均年齢は51.5歳(28歳~68歳)でしたが、スマケアに慣れるまでの期間は3.3週間(最短0日~最長3ヶ月)という結果でした。

営業担当者から

スマケアは現在の形がゴールではありません。クライアント様のご意見を伺いながら、これからもバージョンアップを重ねていきます。小田原福祉会様における訪問件数が多くシフト作成に時間が掛かるという課題にも解決策をご提案していきたいと思います。