平成23年度に取り組んだ国のモデル事業において、定期巡回・随時対応サービスは利用者の日々の状態変化を把握することが重要であり、その情報をスタッフ、ケアマネと共有することの必要性と大変さを感じていましたので、スマケアの導入は自然なことでした。
営業担当者はシステムだけではなく、定期巡回・随時対応サービスについても理解しているので、事業全般において相談のできるパートナーとして、長くお付き合いしています。
- 事業所名
- 射水万葉会 天正寺サポートセンター
- 所在地
- 富山県富山市天正寺484番地1
- 事業開始
- 2014年4月(定期巡回・随時対応サービス)
モデル事業で情報共有の必要性を実感
導入の効果
【1】事務作業の手間なく、情報共有が可能
本事業はケアマネとの共同マネジメントでありながら、利用者の日々の状況を共有するのは困難でした。スマケア導入後は、利用者宅でのスタッフのサービス記録が、リアルタイムに実施記録用紙等、管理用パソコンに反映されるので、事務作業なくケアマネへ日々の利用者の状態を伝えることが出来ています。
【2】振り返りが出来る
利用者の経過記録をスマートフォンでリアルタイムに確認できるので、過去のサービスの申送りが確認でき、サービスの質の向上に繋がっています。
【3】スタッフの現在地把握が容易
管理画面では、サービスの進捗状況が随時更新されるため、スタッフがサービス中なのか、移動中なのかなどが把握でき、現在地がわかるため、随時コールの際に、一番近くのスタッフを派遣することができています。
導入時の工夫
導入に向けてスマートフォン、パソコンの扱いに慣れている若いスタッフ2名をモバイル担当に任命して、他のスタッフへレクチャーする体制を整えました。おかげで、運用開始3日以内に全てのスタッフが使えるようになりました。
集計データの活用
射水万葉会では、富山県内で5ヵ所、東京都で1か所の定期巡回・随時対応サービス事業所を運営しているため、各事業所が効率化とサービスの質の向上を競えるように、スマケア記録から作成した集計データを全体会議で共有しています。
訪問回数・時間(定期・随時の別)、ケア内容毎の提供回数、を利用者毎、事業所平均で見ることが出来るので効率の改善には非常に効果的です。
営業担当者から
いましたが、「スマケア」をご利用いただく様になってからは、記録・管理面で非常に楽になったと
仰っていただいております。これからも、システム・運営面でサポートさせていただきます。